2007年10月9日火曜日

Super Departure

Jump! / i-dep

最後はmixiでいつもやっているように、
音楽と個人史のクロスオーバーで閉めようと思う。

(この日記を読んで、僕に興味を持ってくれた奇特な方はどうぞ。
 立ち寄るだけでも結構ですが、申請してくれるとうれしくて死にます。)
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3028671

旅、という言葉はたくさんの意味を持っている。
期待と不安、楽しさと悲しさ、笑顔と涙。
相反するものが互いに影響し合って、
それでいて、全体としてはプラスの方向に向かっているような。

今回のケニア滞在は、どんなに僕がケニアに慣れようと、結局旅だったわけで。
嫌なことも楽しいこともあったけれど、
旅立ちの寂しさによって、全体として楽しかったと言えるわけで。

楽しいけれど少し物悲しい、そんな旅の雰囲気を詰め込んだ曲。
僕のケニア滞在を曲にするなら、i-depのJump!かな、と思う。


空港での搭乗手続きはスムーズに進み、
飛行機の発着も定刻どおりに終わる。


飛行機の中で、色々なことを思い返す。

いろんなことから逃げ回っていた高校時代。
大学で海外を飛び回っている人を見て、
純粋な憧れを感じると同時に、
自分にそんなことが出来るのか、という疑念、その行為への距離感を感じた。

2年前、初めてケニアに行ったとき、
一人で海外に行く、という行為そのものにびくびくしていた。
それ自体がオオゴトで、一人で行って帰ってきたことに満足していた。

そして今、一人でふらーっとどこかへ行くことに、
何の抵抗も感じていない自分がいる。
異国の地でも、いつも通りの自分でいられる自分がいる。

It looks like I made it, how far I have come..

高校のときから憧れていた自分、
ここ1,2年、どんどんそんな自分に近づいている。
気持ち悪いくらいぴったり当てはまっていて、
それがとてもうれしくて。

次の目標も漠然と見つけた。
日本でやりたいこともまだまだある。
帰ってすぐの週は予定で一杯だ。

今の気分は、最高。
とにかく飛び跳ねたい。

Jump, Jump, Jump, JUMP!
Jump to the next wish, Jump to the next aim, and Jump to the next myself!

2007年10月8日月曜日

bye bye Nairobi

朝、いつも通り出勤する。
今日の予定は、DEROという本の寄付を行っているNGOに、
リソースセンター向けの本を獲得しに行くこと。

トムとともに、ごっついランドクルーザーに乗り、DEROに向かう。

土曜日にトムと話していたが、このランドクルーザーに乗って、
日本人である僕を連れて渉外に行くことは、
ケニアでは非常に意味がある行為である。

結論から言うと、DEROから218冊の本を獲得した。
なんでこんなことが出来たかと言うと、
前述の、ランクルと日本人の効果である。

日本人から連想されるキーワードは金である。
彼らは、日本人を連れてきたアデオに寄付することで、
回りまわって、利潤を期待する。(それが実行されるか否かは定かではないが。)

トムは、ここら辺のものの道理、社会の仕組みをよく理解している。
しかも、遠慮という言葉をあえて無視するので、
218冊もの本を強奪(この表現がまさにふさわしい)出来たわけである。


その後、トムは別の仕事のため外に出る。
僕はオフィスで、残った仕事を片付ける。

僕のオフィス出発の時間の3時には、オフィスにはあまり人はいなかった。
というか、3時を過ぎても空港に行く気配が無いので、若干あせる。
結局ばたばたとタクシーを調達し、空港へ。
このばたばた感も始終一貫していたなぁ。。


空港での搭乗手続きはスムーズに進み、
飛行機の発着も定刻どおりに終わる。
ちょっと拍子抜け(笑