2007年9月6日木曜日

第一種接近遭遇/違う文化の同じ世代

IEC(Information, Education, and communication)マテリアルの開発補佐と、
それらの配布、在庫リスト作り、ということで、
オフィス内整理を開始。

途中、ヤツの痕跡を見つける。
・・・発見。デカイ。。
ケニア初のゴキブリは、僕の親指の長さくらいある巨大なもの。
棚にあった大量のフンから判断するに、相当長くこのオフィスの棚に、住んでいた模様。
戦闘開始。
30分かかってようやく捕獲。
昔友達が、「ゴキブリは油虫と呼ばれるだけあってよく燃える」
といっていたので、ためしに火をつけてみるも、あまり燃えず。
つぶす。


その後整理は続き、色々、使われていなかったIECマテリアルが出てくる。

ビラであったり、VCT行きを奨励するスタンプラリーカードであったり(動いているのか不明)。

そもそも、「IEC開発補佐」って言っても開発している人がいない上に、
配布、在庫リストが必要ないIECマテリアル多数。
この仕事の意味とは・・・
とかうじうじ考えているうちに、
整理して、陳列したコンドームがかなり減っていることに気づく。
しかも、ケースがちゃんと付いてるヤツ。

今日は、ミーティングでPEが数名来ていたのだが、
普段は、ミーティングがあっても、コンドームが減るなんてことはない。
正直この点については、少々疑問を持っていたところ。

問題点は、こうだ。
政府が現行で配っているコンドームは、パッケージがぺらぺらの紙で出来ていて、
しかも、切り抜きをして組み立てないと使えない。

しかし、昔の型紙で作られたケース付きのコンドームは、
ディスプレイをちゃんとすれば、ニーズがある。

つまり、使いやすいコンドームケースがあれば、
彼らはコンドームを携帯し、使うのであろう、ということ。

これって、日本の状況と似ている。
去年、僕達はwAdsというキャンペーンの中で、
オリジナルのコンドームケースを作ったりしていた。

日本では、財布に入れられることが多いコンドームだが、
財布に入れると、摩擦でコンドームが劣化してしまい、
破れる可能性が高くなる。
かといって、コンドームケースという概念があるかというと、微妙。
日本では、この問題意識の元で作られたコンドームケースだが、
ケニアでも、形を変えて同じ問題が転がっていた。

型紙の簡易ケースでもあれば、状況はかなり変わってくると思うのだが。
IECマテリアル、ということでちょっと作ってみようと思う。

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