パキスタン人の伝道師、Dr.マクブールに話しかけられる。
下手に乗って、宗教論議をする。
なぜか気に入られてしまい、彼の部屋に行って聖書を頂く。。
彼の部屋には、その他二人がいて、
彼らは、ケニアでビジネスをしつつその収益を、
学校建設やら、職業訓練所やらに回そうとしている人達。
宗教的情熱ってヤツだろうか。
さらに、彼らに付いて、教会に行く。
教会では、初め、ドラムとエレクトーンの生演奏によるゴスペルが。
みんな踊ってるし、スピリチュアル。
次に、説法。
神は永遠!神はあなたの隣に!信じれば箱舟に乗れます!
という旨のことを、牧師がセンセーショナルに説く。
僕は仏教の説法しか聞いたことが無いが、
それと比較すると、ものすごく感情的な印象。
その後、祈りの時間に。
人々はもはや泣き叫んだり、
感極まって、失神したりしている。
で、そんな環境の中でどうすることも出来ず、とりあえず思案。
結果、僕と一神教を信じる人たちの間の違いに気づく。
僕は、仏教(のようなもの)を結構信じている。
常に先祖は、僕の周りに居て僕を守ってくれていると思うし、
その感謝として、ちょくちょく仏壇の前で頭を下げるし、
彼岸の墓参りにも意識的に行く。
ついでに言えば、輪廻も信じている。
で、僕は先祖に何を願うか、といえば、
現世での安寧、平穏、成功などなど。
多分皆さんも、神社やらお寺の前で、
「第一志望に受かりますように」
とかやったはずである。
んで、一神教の人たちは、神を信じる。
そして、教義的には、彼らは、
来世での安寧、平穏を願うわけだ。
では、神とは何か、という話について。
マルセラ並びに、イスラム教の教授の説を引用すると、
「God is source」、「ビッグバンの向こう側に居る存在」。
イスラム教の教授によると、科学ではビッグバンまでさかのぼることが出来たが、
それ以前にはさかのぼることは出来ない。
それでは、ビッグバンの原因は何かというと、それが神だそうだ。
マルセラの言説もこれとほぼ同義であろう。
なんか、まとまりが無いが、
僕は、「無形」、「ただ存在するもの」、「源」としての神という概念を理解し、
結構受け入れられるようになった。
しかしそれと同時に、先祖の存在、現世利益についても信じている。
この節操の無さは、日本人ゆえなのだろうか・・?
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