オフィスの整理をしていると、
古新聞やら、明らかに使えないIECマテリアルが出てくる。
ので、それを捨てに行くわけだが、
そうすると、オフィスの周りの人々や、子ども達が、
ゴミ捨て場に集まってきて、物色を始める。
子どもたちはビンの王冠や、ペットボトルを持っていく。
これは、ハンドメイドのおもちゃになっていく。
大人たちは古新聞を欲しがる。
古い新聞をどうするのか、と思ったが、
「昔の情報が欲しい」そうだ。
よくよく考えれば毎日、新聞を買える人なんて少ないし、
印刷された活字媒体は、貴重なモノなんだろう。
さらに、別のCBO(Community Based Organization)で働いている人に、
リフィル型のペンを盗まれそうになる。
机の上にペンを置いておいたら、何食わぬ顔で、
胸のポケットに入れている。
返してと言うと、笑顔で、「借りただけだって。だって、ペン持ってるし!」と。
ペン持ってるなら、俺のを借りる必要ないだろ、と思うが、
同時に、オフィスのゴミ捨て場に集まる人を考えると、
(この言い方はよくないかもしれないが、)モノに飢えている、という印象を受ける。
一度製品として作られた「モノ」。
食べ物とかは、結構作りすぎてあまらせたりするのに、
こういった、製品に関しては、ものすごーく物持ちが良い気がする。
実際、僕もそういったモノを使って、オフィスの小物を作ったりしているわけだけれど。
因みに、先日マルセラに、「もったいない」という概念を教える。
ワンガリマータイも居るし、ケニアでは有名なのかと思っていたが、全然そんなことは無い。
とりあえず、もったいない=Reduce Reuse Recycle の精神だ、と教えたが、合ってるんだろうか・・
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