2007年9月12日水曜日

ジャッキーの功罪/Tumaini

道を歩くと、言われる言葉達。
「チャイニーズ」2割
「チャン、チュン、チョン」1割
「ムズング」1割
「ジャッキー・チェン!」6割。

ケニアで最も有名な東洋人はジャッキーチェンのようだ。
土曜日の朝にKTNというチャンネルを付けると、
子供向けのアニメを放映している。
そのタイトルが、「ジャッキーチェンアドベンチャー」。
ジャッキーをモチーフにしたアニメである。

彼のおかげで、ケニア人の一部は、
東洋人はみんなマーシャルアーツの使い手だと思っているらしい。
マルセラ曰く、「ケニア人は東洋人を襲わない」。
ありがとう、ジャッキー。

しかし、想像してみてほしい。
「ジャッキー・チェン!」と呼ばれる面倒臭さを。
その他の呼びかけならば、単純に笑顔で答えればすむが、
ジャッキー・チェンと呼ばれたら、それなりのリアクションをしなければならないのは間違いない。

故に、最近はチャイニーズ、およびジャッキーチェンはほぼ無視である。
愛想悪い、と思われているんだろう。。


ケニアで最も有名な東洋人はジャッキーなわけだが、
ブシアで最も有名な日本人は、昔はオグリorアツ(3,4年前のADEOの研修生)だったのだが、
小栗さんの時代は終わり、現在はTumainiの時代である。

Tumainiとはスワヒリ語で、hope。
「のぞみ」さんなので、Tumaini。

以前から連絡を取ろうと試みて、ことごとく失敗していたのだが、ついに、面会に成功。

彼女は、JOCVとして半年間、FHIというNGOに配属されている。
後々、詳しく書こうと思うが、かなり有益な面会だった。

0 件のコメント: