2007年9月18日火曜日

自転車の日々その1

活動の位置をナンバレに移動。
アイザックとともに、ナンバレユースのミーティングに参加。

マルセラ曰く、「いかに移動が大変か思い知るといいわ!」。

ナンバレには、5つのエリアがある。
・ブハイヨノース
・ブハイヨイースト
・ブハイヨセントラル
・ワラチ
・タウンシップ

イメージ的には、東京都の
・葛飾区
・足立区
・江戸川区・・
みたいなものだろうか。

今日は、二番目に近いワラチのミーティングに参加。
僕は、ほとんど自転車の後ろに座っていたのだが、やたら疲れる。

12時、さんさんと照る太陽の下、出発。
半分は舗装された道路だったが、ものすごく急勾配。
半分はでこぼこの道。
これによって、ただ座っているだけで体力を奪われる。

(多分読んでる人はあんまいないと思うが)SFCの人は、
湘南台からSFCまでの道のりの距離を5倍にして、勾配を2倍にしたものに、
舗装されていないでこぼこ道を1時間付け足すと考えてもらえばよい。
自分で書いてて思うが、半端じゃないですよ?

ミーティングのたびに、アイザックはこの道のりを移動し、
ユースも、オフィスに来るたびにこの道のりを移動する、と考えると、
ぶっちゃけ仕事とかしている場合ではない。

さらに、ケニアの自転車は、サドルを調節することが出来ない上、
やたらとでかく、シートがプラスチックなのでものすごく硬い。

前に、アデオジャパンのメンバーが、
自転車のシートが凹んでいるのは、インポにならないためだ、と言っていたが、
ものの30分こいだだけで、インポの危機を感じる。

実際これを書いている今も、股の辺りが痛い。。


そんな感じで参加したミーティングだが、
ユースの期待は、果てしない。

俺達は貧乏だ、という合言葉の元、
やれ自転車もっとくれ、
いや自転車じゃなくて、バイクくれ、
むしろ仕事くれ・・・

僕は彼らとともに生活したことが無いから、
彼らがどれだけ貧乏で、どれだけ生活に困っているのかは知らない。

しかし、ここまで何かを要求されると、
「そもそも、自分達で解決、せめて改善する方法とか無いんですか?」
と思ってしまう。

と言うのも、ブシアをとりあえず移動してみて思うのだが、
色々組織化されていないものが多い気がする。
日本では、大体どんな産業でも、企業を中心に上手いこと組織化されていると思う。
うわ、めっちゃアバウト。多分ここら辺間違っているかもしれない。

とりあえずなんか、やろうと思えば、一つぐらい会社とか作れそうなのになぁ、と。
ふと、思ってしまうわけで。

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