2007年9月19日水曜日

マタツ

今日は、最も遠いブハイヨノースへ。
疲れも昨日の比ではなく。
さすがのアイザックも、疲れ気味のため、
インポの危機を感じつつ、僕も結構な時間自転車をこぐ。

さて、このアイザック、もともとはアデオのPEである。
PEは、ボランティアスタッフみたいなもので、
Tシャツやら、何やらの配給がある以外、基本的に無給である。

現在は、アデオに雇われている。

彼は、誠実というかまじめと言うか、とても素敵である。
ブシアに来て思うのだが、スタッフ、PEともに、
僕が日本人、ということで何かとモノやら金やらをねだるヤツが
少なからず居る。

「ペンが無いから頂戴」とか。
が、アイザックは全くそういうことはしない。

自転車をこいで、のどが渇いているだろうと思って、
「水飲む?」とペットボトルを渡しても、
「いや、大丈夫」。

かといって、硬すぎるかと言えばそういうわけでもなく。
この人、個人的にマルセラとともに、心の安らぐ人の一人である。


さて、ブシアからナンバレは結構な距離があるので、
マタツ、というワゴンの簡易バスのようなものを利用している。

このマタツ、2年前にモンバサ(ケニアの観光地)で乗ったときには、
15人乗りなのに26人、はんぱない音量で耳が痛くなるほどの音楽、
開けっ放しのドア、などなど、

マタツ=暴力乗り合いタクシー

というイメージだったのだが、
今回のケニアでは、かなりおとなしいものになっている。
音楽はないし、人数も15人を超えることはあるものの、節度を守っている。

正直、僕は暴力乗り合いタクシーが結構好きだったので、残念。

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